年に何度も上洛するほどの京都好きな私ですが、紅葉の時季に訪れることは滅多にありません。
それは何故かというと、単純に
「人混みが嫌い」であることに尽きます。
運転免許を取ってまだ初心者マークをつけていた頃、嵐山へ向かう途中に大渋滞にハマってしまい、少なくても紅葉の時季に自動車で上洛することを避けるようになりました。
でも、
本当は行きたいんですよ、、、紅葉の京都。
できれば、平日に。
しかし、他の予定やアレルギー発症中で中々行くことは叶いません。
今年は、前々から知っていた『紅葉の穴場』へ行こう!と計画、実行しました。
京都は京都でも、洛中・洛外ではありませぬ…。
【大津市内の市営駐車場に車を置いて、京阪電車・浜大津駅へ】
【
春に一乗寺・岩倉を巡った時のように、今回もパークアンドライド。
『京都地下鉄 京阪大津線 1dayチケット』(1000円)を購入して巡ります】
市営浜大津駐車場および今回私が利用した明日都浜大津駐車場の駐車券を持参して1dayチケットを購入すると、駐車料金が1日500円になる特別駐車券が販売しているため、浜大津駅からのスタートとしたのです。
【京津線を走る800系電車に乗り込みます!】
【しばらくは併用軌道路線を走行、すぐに鉄道路線へ】
【
9月の時はR1で、今回は京阪京津線から逢坂山を越えます】
【逢坂山トンネルを越えると、急勾配の下りが続きます。そのため、大谷駅のベンチの足は左右で長さが違います】
【名神高速とR1に挟まれて、どんどん下って行きます】
【京阪山科駅で下車しました】
【京阪山科駅とJR山科駅は、目と鼻の先。地下道へ行けば京都地下鉄山科駅と、アクセス抜群】
【最初にして今回のメインへと、細い上り道を進んで行きます】
【琵琶湖疎水を渡ります。春には桜堤になる素晴らしいところで、その時季にも訪れてみたいです】
【さらに細い上り道を進んで行くと…】
【本日のメイン、天台宗門跡寺院
毘沙門堂です!】
【「
仁王門」へ。木々の紅葉と参道の紅葉が、目にも鮮やか】
【「
本堂(毘沙門堂)」です。本堂手前で拝観料(500円)を支払いますが、本堂のみの参拝は自由です】
【本堂より奥が、有料拝観範囲です】
【「
宸殿(書院)」の廊下から、外を眺めたところ】
由緒ある有料拝観建築物の室内は撮影禁止ですが、素晴らしい紅葉を配する外観は撮影自由です。
宸殿の中には、見る角度で「変わる」襖絵などがあって、結構見ごたえがありましたよ。
【宸殿の北側にある庭園「
晩翠園」の紅葉は、手前の池と周囲の緑に引き立てられて一層見映えしてました】
【狭いスペースにある「
閼伽井」は、取り囲む紅葉と落葉で真っ赤に染まる】
【「
霊殿」から見た、「
弁財天堂」周辺の庭園】
霊殿の中には、大きな龍の天井画が描かれており、見る角度で目の向きや顔が変化する、、、というもの。
一度、御確認してみてはいかがでしょうか?
【本堂裏・北側と東側から見た、弁財天堂周辺の庭園】
【本堂を出て、弁財天堂の方へ】
【今度は、弁財天堂から、本堂・霊殿を見ました】
【外から見た、本堂・霊殿・宸殿です。何本もの枝垂桜、特に宸殿前の枝垂桜は枝張りも素晴らしく、ますます春に訪れたくなります。宸殿の大玄関はとても立派なものでした】
【「
勅使門」から見下ろした、紅葉一色の参道】
【「
薬医門」から参道を下って行きます。この参道の紅葉が、大変見ごたえある彩りになっていました!】
【下から見上げた、勅使門です】
【勅使門下の参道は、もうひとつのシーンと言っても良い「紅葉の名所」に相応しい眺めでした】
【毘沙門堂で、私が一番お気に入りになったのが、この写真!!】
もう、、、この勅使門下の参道を下り切るまでに、4組の2人連れ(アベックとか女性コンビとか)に写真撮影を頼まれました…。
私は、そんなに頼みやすい面構えをしているのでしょうか…。
【仁王門下の長くて急な階段のところまで戻ってきて、これで境内一周をしたことになります】
それにしても、毘沙門堂境内は鮮やかな紅葉の数々なれど、そのほとんどは無料で拝むことができる大変「太っ腹」なところです。
現在、このような状態で素晴らしい紅葉や春の枝垂桜を見せていただける毘沙門堂の姿勢に、参観者ひとりひとりが感謝して来て欲しいと思う次第です。
【毘沙門堂を後にして、来た細道を下って行きます】
続きます。。。