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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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小矢戸トンネル見学会
1ヶ月程前の地元新聞に、「トンネル見学会」の案内記事が掲載されていました。
福井市から長野県松本市の間に計画されている高規格道路・中部縦貫自動車道(永平寺大野道路・R158)の工事区間である勝山IC~大野IC間にある市境トンネル・小矢戸トンネルを見学しようという企画。
トンネルがあると通りたくなる私としては、早速申し込んで午前の部に参加することができました。
中部縦貫道絡みのイベントは、昨年3月の「ハイウェイウォーク」以来です。

【当日は雨、本当は鉄道で大野まで訪れたかったんですが、、、午後から用事ができたので207SWGTiで向かいました】
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【大野城築城430年に合わせて今年4月にオープンした、大野市の観光ターミナル『越前おおの結ステーション」が集合場所でした】
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【結ステーション内の「輝センター」で受付です】
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【見学中に被るヘルメットの支給と、大野市・勝山市や国土交通省などのパンフレットをいただきました】
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ヘルメットですが、、、見学会参加人数分を揃えるためにあちこちからお借りしていたらしく、4~5種類のヘルメットを見ることができました…。

えちぜん鉄道・勝山駅や越美北線・大野駅からのシャトルバスが、そのまま見学会の移動バスになります】
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【たくさんの参加者が集まってきました】
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【県の高規格道路推進課の進行で、大野市商工会議所の挨拶と国土交通省の事前説明で始まりました】
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【見学会現場に向けて、出発です!】
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【田圃の中を通って、現場に近づいてきました】
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【何と、バスまるごと工事中の小矢戸トンネルに入って行くとは!】
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【小矢戸トンネル1466mのうち、大野口から約900m進んだところ(即ち、ここは勝山市)でバスを下車します】
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【足元は、こんなに悪いところ。ここはまだ整地したマシなところで、長靴持参も納得です】
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【まずは、小矢戸トンネルの概略から説明です。飛島建設の方が説明役でした】
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【掘削機、ダイナマイトを入れるための穴を開ける仕組みの説明です】
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【掘削の際に出てきた濁水は、清水にする義務が法律で定められています。理屈を手作業で説明されましたが、あっという間にきれいな水になる様子に驚き。沈殿していた泥は固められて最終処理場に送られるとのこと(自治体条例によって対応は違うそうです)】
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【トンネル壁を押し付けるためのプレートを締め付けるロックボルトを覆う防水シートを破れないようにするためのロックボルトキャップに、参加者が思い思いのことを描きます。もちろん、私も「早く開通してね!」って書きました】
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【掘削時に出てきた濁水。開通後、大野市側に出た水は大野市へ、勝山市側に出た水は勝山市に供給されるとのこと】
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【トンネルを掘る位置を示す緑色のレーザー光線を出す装置。GPS連動により、ミリ単位の修正もしていく最先端技術】
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【電話などが備わっている電源台車、巨大なコンプレッサー車、巨大な集塵車を見ながら…掘削現場の最奥へ進みます】
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【ここが、小矢戸トンネル工事現場の最奥。この半円の縁を、先程の緑色のレーザー光線が照らして、それに沿って穴を掘っていくのです。複数人で参加した人たちは、記念撮影です】
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【最奥現場から、大野口を見た光景です】
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【一旦、最初の説明場所へ戻ります】
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【ダイナマイトの発破をするためのスイッチ。その際には、オレンジ色のバリケード内で行います。三角形なのは、土合駅と同じく強力な風圧を逃がすため】
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【最後に、模擬発破をします。耳を抑えるほどの大きな音だけが鳴り響きましたが、本物のダイナマイト発破は模擬発破の10倍の爆音がするとか】
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【掘削最奥にて、穴を支える支保工の仮置台です】
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【まだ貫通はしてませんが、掘削で出てきた安山岩のかけらが希望者のお土産に。貫通と安山岩で、安産祈願として重宝です】
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【これにて見学会は終了です。バスに乗って、トンネルを出ます】
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【トンネルを出た瞬間、参加者みんなが「明る~い!」と歓声】
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【バスは一時停止、外の道路に出る前に、洗浄します】
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【大野市内に戻ります。経ヶ岳の山頂付近が、先月よりも一層白くなってます】
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【現・大野東高等学校(来年4月からは奥越明成高等学校)付近に、大野IC(仮称)が設置されます】
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【結ステーションに到着、これで「小矢戸トンネル見学会 午前の部」は終了しました!】
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今まさに掘り進めている高規格道路のトンネル工事現場を見るという、貴重な経験をすることができました。
トンネル工事に関しては、私も様々なところを訪れているために記録などを見せてもらうことはありましたが、現場そのものを見たのは初めてです。
人の流れ、物の流れを支える高規格道路は、ともすれば人の命や過疎地帯も救います。
この中部縦貫道が東海北陸道・白鳥ICまで繋がれば、旧和泉村の急患もカーブの連続であるR158を通ることなく早く大野市あるいは福井市の大病院に搬送することができます。
また、地域格差が縮まり、あえて人口の多いところへ移り住まなければならない事情も減る可能性があります。

私は、どの公共工事が無駄なのかが良く分かりませんが、、、地元エゴと思われてもこの道は意義があると考える次第です。
小矢戸トンネルをはじめ、中部縦貫道に携わるすべての皆さんに安全祈願と激励を送りたいです。
by chiketa_net | 2010-12-04 17:25 | 福井県
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