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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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東北地方太平洋沖地震
東北地方太平洋沖地震_d0079440_1940721.jpg

東北地方太平洋沖地震が発生してから、3日目。
テレビもラジオも、報道特別番組体制一辺倒。
FM文字多重放送でも、津波警報や節電の呼びかけなどを報じています
何が言いたいかというと、飽きたとかいうのでなく、「同じ事の繰り返しが多くなってきた」ということ。
「同じ事」とは、津波で流された東北太平洋沿岸の様子と、犠牲者の数の事。
個人的な考えだが、正直言ってそれは繰り返し報じることでは無いと思うんです。
あまりにも繰り返しし過ぎて、私は精神的に参ってしまいました。
午前中は用事が残っていたのでそれに集中し、午後はあえてメディアに触れないよう外出して気晴らしに出かけました。

では、何を伝えるべきか?
避難所からの中継があるが、被災していない西日本にいる私たちが何をしたら良いのかを、レポーターたちが客観的に見て訴えて欲しいということ。
中継がある時だけ仕事をしている訳ではないでしょうから、被災者の声を電波に乗っけるだけがメディアの力では無いでしょう。
中継が無い時こそ取材を重ねて、現地からレポーターの客観的視点で、何ができるかを訴えて欲しいんです。
行方不明者の捜索や、孤立している方々の救助は、今派遣されている自衛隊の皆さんなど然るべき方々に任せて、私たちはひとりでも多くの被災者を救ってくれることを願い祈ることしかできない。
専門家はいち早く現地に派遣されているだろうし、専門家ではない私のような木っ端な立場でも自分の仕事がある以上は、それを放棄してでもボランティア活動をするために現地に赴きたくてもやはりそれはおかしいと考えます。
だからこそ、日本人として現地に赴かなくても何ができるのかを、現地にいるメディアのレポーターがキッチリ取材して考えて、中継がある時にはそれを訴えて欲しいと思うんです。
あと、犠牲者の数だけでなく、できたら「何所の誰が助かった」という報道もして欲しい。
「誰」が助かったかを報道することによって、「誰」の家族に無事を他の人々によって早く伝える手段になると思うんです。
助かったこと、希望を持てることも、どんどん伝えて欲しいと私は考えます。

「拡散希望」とかをツイッターやみんカラでも見受けますが、そんな冠をタイトルにつける必要は無いと考えます。
無条件にコピペしろと言うこと自体が、判断力を失って危険なんだと思います。
これは大事だと感じた人は、そんなタイトルを付けなくても広げるものです。
大事な情報とは、個々で判断して広がっていくものと私は考えます。
情報が欲しい、情報を出せということが、テレビでもラジオでもパーソナリティを通じて訴えていますが、情報を氾濫させ過ぎることも危険。
情報手段があまりにも多いですから、現代社会は尚更です。
しかし、原発やら何やら政府発表の情報は、やはり随時出してほしいです。

各メディアは、「東日本大震災」と名付けているようです。
原発事故や救援体制について政府の動きが遅いやら何やら言う人がいるかもしれませんが、今はそんな「誰が悪い」とか突っ込む時では無いことを、各メディアには私からは訴えたい。

3日連続で、東北地方太平洋沖地震のことを思うまま発表してきました。
この震災が完全に鎮まる日がいつ来るのかは検討も尽きませんが、永遠に続くことではありません。
その鎮まる日が一日でも早く訪れることを願い、今私自身ができることは募金しかないと考え、Yahoo! Japan「被災地支援のための緊急災害募金」をし、コンビニエンスストアで買い物をする度にレジ横の募金箱に募金をするようになりました。
今回の犠牲者に対しては心からご冥福をお祈りします。
また、全ての被災者にも心からお見舞いを申し上げます。


一旦、東北地方太平洋沖地震に関しての投稿はこれで中締めとし、明日以降は、今日の気晴らしの内容を含めて通常に戻らせていただきます。
by chiketa_net | 2011-03-13 20:20 | ごあいさつ
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