2月7日公開のロン・ハワード監督の
映画『ラッシュ/プライドと友情(原題『Rush』)』を、今日明日先行上映があるということで観に行きました。
ちなみに、私が観たのは「字幕版」です。
今日は「1日」ということで入場料1000円だったのは、考えていなかったラッキーでしたね。
私の様な、40代以上と思しきお客が多かったです。
1987年のフジテレビF1全戦中継が始まって「F1ブーム」になった頃、当時のF1のみならず過去のF1も興味を持って調べていたファンは多かったんだろうと想像に難くない状況です。
そんな昭和60年代~平成一桁の頃の10代・20代が、今この映画に興味を湧くのは自然の流れ。
もちろん、私もその一人です。
3年前の
『Senna』は、報道記録動画を映画にしたもので、私も見覚えあるシーンも多々あるドキュメンタリー映画。
この『Rush』は、完全に'76のF1シーンを題材にした実話を基にした伝記映画。
完全にコンセプトが違うので、比較はできません。
ただハッキリ言えるのは、「
お金払って観た以上の価値はある!」
あまりにも有名な
ジェームス・ハントと
ニキ・ラウダのチャンピオン争いとライバル関係の話なので、この先どうなるか知っているのに、痺れるシーンや痛々しいシーン、感動のシーンひとつひとつが感情に伝わる。
何よりも、
実写という迫力のレースシーンは興奮する!
レースって、マシンの対決ではなくスポーツなんだなぁと改めて思い知った次第。
但し、現在のビジネス化するF1の鏑矢がラウダなんだなぁとも思った次第…。
映画館では購入したパンフレットだけでなく、『
F1速報」が発行している簡単なガイドを貰うことができました。
当時のF1背景を知らない人でも、これならばハントとラウダのバックボーンが分かりやすく説明されているので、予備知識として目を通すと良いかも知れません。
F1を舞台とした偉大なるヒューマン映画でもありますが、、、親子連れで観に行くのはお薦めしにくいです。
ニキ・ラウダの闘病シーンは目を背けかねないほどのリアリティがあるが、それは見ても良い現実。
ジェームス・ハントの多々ある○○○シーンを見せても良いかどうか…ですね。。。