せっかく入会した、
J-WEST。
試しに5489してみたくて仕方がなかったが、「
京都御所春の一般公開」にかこつけて予約を取ってみました。
最高のタイミングということで、御所だけでなくいろんな「
桜の名所」も巡りたく、
記憶だけであちこち歩いて訪れました。
今回のテーマは、『
極力拝観料が必要のないところを巡る!』です。
【福井駅から「サンダーバード6号」で京都に向かいます。特急に乗るのは昨年7月以来】
【京都市営地下鉄・今出川駅で下車。ここから怒涛の7時間歩きっ放しが始まりました】
【烏丸通・京都御苑へ向かう人ひとヒト…】
【普通は乾御門から入苑するのだが、私はやっぱりこの蛤御門から】
【砂利を歩いて、一般公開受付へ】
【宜秋門より、入内します!】
【蹴鞠の実演がありました。人垣の上から、一か八かで撮りました】
【紫宸殿をはじめ、歴史上に残る様々な様式の建築物をつぶさに観察しました】
【先ほど蹴鞠の実演をした方々、暑い中お疲れさまです】
【清所門を出たところで、一般公開部分は終わりです】
【御苑を出るまでに15分、とにかく広い!御苑内は府警ではなく皇宮警察の管轄です】
ここから最後の訪問地までのコメントは、最小限にて。全部歩いて移動しました!
【丸太町通を西へ】
【鴨川に沿っての桜並木が素晴らしい!】
【幕末に京都守護職・会津松平家が駐留した「黒谷さん」金戒光明寺へ】
【岡崎通を南へ】
【駐車場への行列と自然渋滞で、あちこちからホーンのうるさい音が響いていました】
【平安神宮に来たのは、小学校の修学旅行以来!】
【仁王門通を西に歩くと、琵琶湖疏水沿いの桜並木が見事でした】
【蹴上インクラインもたくさんの人が散策していました】
【蹴上発電所の上を横断、水路沿いを下っていきます】
【南禅寺境内にある「水路閣」に辿り着きました】
【南禅寺境内にも、数々の文化財と桜の競演を見ることができました】
【南禅寺参道は、やっぱり人だらけ。無鄰菴の横を通って行きます】
【神宮通を南へ】
【知恩院です。映画効果か、外国人が多かった!】
【円山公園は、まさしく人ごみだらけ!なんとか有名なしだれ桜も見れました】
【八坂神社を抜けて、四条通へ】
【花見小路通を南へ。ここも人がいっぱい!】
【建仁寺でも、鮮やかな桜を見ることができました】
【大和大路通を南へ。ちょっとこの通りは寂しい…】
【豊国神社は、ちょっとした「桜の穴場」かな?】
【三十三間堂の周りを行きますが、今回は三十三間堂へは行きません】
【私にとって、本日二ヶ所目のメインである「養源院」。三十三間堂の隣りです】
この養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政を弔うために建立した名刹です(「養源院」とは長政の院号)。
すぐに火災に遭ってしまったのだが、徳川秀忠の正室で淀殿の妹・崇源院殿が伏見城の遺構を移建して再興、以来徳川家の菩提所となっています。
今回の京都巡りで、唯一拝観料(500円)を払って入ったのが、この養源院本堂でした。
本堂に残されている俵屋宗達や狩野山楽の筆による絵画は国指定重要文化財に指定されていて豪華絢爛、しかしこの寺が有名なのはそれだけではありません。
関ヶ原の戦い直前、徳川家康の重臣・鳥居元忠以下2000人が守っていた伏見城を、石田三成を中心とした軍勢4万と交戦、最後には元忠ら384名が自刃し血に染まった床板を慰霊のために、養源院の天井板として供養している『血天井』があることで有名です。
実際、元忠が383名の介錯を遂げた後に自ら切腹し果てたその「血の姿」は非常に生々しく、また自刃した部下たちの血で残された足形や手形を見ると、凄惨この上ない戦だったことを否応なく想像できてしまいます。
【京都駅に向かうべく、塩小路通を西へ歩きます】
【こちらの鴨川沿いの桜並木も、見事な咲きっぷりでした】
【京都タワーが大きく見えたところで、京都駅到着!】
【雷鳥33号に乗って帰りました。485系に乗るのは3年ぶりだったか…】
久しぶりに、京都を歩きました。
普段はレンタサイクルで巡ることが多いのですが、今回は京都御所へ早く行きたかったこともあって、一日中てくてく。
帰りの雷鳥では、琵琶湖を見ることなくすっかり転寝してしまいました。
それでも、
大変充実した京都の「桜の歩き巡り」でした!