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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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再手術に思う
といっても、私が何かなったのではありません。
実のところ、先月に私の身内が仕事中に事故に遭いまして、とにかく大変でした。
それでも緊急手術は成功し、順調に治癒してきたんです。
しかし、一旦停止無視の爺運転の軽トラに10m引き摺られたというのは何ともし難く、傷口は壊死寸前…。
ということで、今日は再手術の日だったんです。
説明されていたよりは困難な術式だったようで、壊死しかけている皮膚を除けど除けどまともな皮膚は中々出てこなかったようで。
具体的にここで説明するとグロになってしまうので避けますが、全身麻酔から覚めたら本人は驚くのではないかと思うほどゴッソリ肉を削ぎ落としてしまったとのこと。
幸か不幸か、「デブだったのがそこまでで済んだ」らしいです。
本人は麻酔の影響で朦朧としているので、とりあえず先ほど帰ってきたところ。

ということで、最近は「自動車運転免許」の意義を疑っている私です。



若いチャンチャラな奴らや爺婆の中には、「本当に免許を取得してきたのか?」や「本当に更新することができたのか?」と思しき運転手が、凄く意識してしまうのです。
大体、縦列駐車が苦手だから自動的に車が動いてくれる装置がある車があるのがおかしいのではないか?
それは、免許を取得するには不適格な奴を公道に野放ししている状況と言っていいのではないか??
田舎で公共交通機関が不備だからといって、運転中の交通標識の判別すらできない動体視力の年寄り運転手を「もみじマーク」で守るという法律があるのっておかしいのではないか?
それは、免許を更新するには不適格な奴を行動に野放ししている状況と言っていいのではないか??

MT車原理主義者だから言うのではなく、「楽だから」という理由でAT車しか選択の余地がない今の日本クルマ社会が、運転技術向上や安全運転確認まで機械任せを助長しているように思える。
何せ、軽トラックですらAT車があるくらいだから、世も末である。
今回身内を引き摺った爺の軽トラは、接触しても止まろうとしなかった=止まれなかったらしいから、ますます自動車運転免許を更新する意義を疑ってしまう。
まぁ、「動かすのに難しいMT車」「動かすのは楽なAT車」なのだから、AT車限定免許取得者ばかりの状況では、運転免許取得もどこかの金稼ぎにしか過ぎないと言ったら暴論だろうか?
もちろん、すべてのAT車ドライバーが何だというのではない。
安易にAT車&何でも機械任せな車が大勢を占める世の中になっている状況が、私は気に入らないのだ。

とにかく、『縦列駐車が苦手なドライバーが増えているから自動的に車が縦列駐車をする装置を装備する』というのは、世も末だと思う。
『モノの判別もつかないくらい衰えているドライバーがいるからもみじマークをつけてもらって保護する』というのも、世も末だと思う。
免許を取得することと更新するということの意義を、今の日本では捻じれてしまっていることに嘆きつつ、また毒を吐いてしまいました。。。
by chiketa_net | 2007-05-15 22:30 | 自動車関係
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