いよいよ今度の土曜日、およそ3年ぶりに越美北線(九頭竜線)が全線復旧を果たします。
そのために、昨日から
不通区間である一乗谷駅~美山駅間の試運転が始まっています。
試運転、、、といっても、
福井や越前大野からダイヤ通りに来た列車からバス代行へと利用客を移動させた後、そのまま不通区間を走ってまたバス代行からの利用客を乗せるという方法を用いています。
ということは、大体の試運転走行時間が判明してしまいます。
そんなわけで、仕事帰りにちょっと寄り道。
HP「TOPICS」内で無惨な写真を紹介している「第1足羽川鉄橋」へ。
立派に架け替えられたんだなぁ~と、感心しきりになります。
おそらくそろそろだな~という時間帯目がけて訪れたので、5分ほどで踏切の遮断機が降りました。
ジャンジャン鳴る踏切のその音は、高揚する気持ちを更に掻き立てます。
そして、鉄橋を走るゴロゴロゴロの音…おおっ、
不通区間をキハ120形が走っている!
大げさでなく、ホントに「
復活へのカウントダウン」を実感しました。
私の他にもう一人カメラを構えている人がいましたが、某○売新聞の腕章をしていました。
もしかすると、明日の朝刊には私の横で撮った写真が掲載されているかも知れません。
3年前のあの惨状から考えると、よくぞ復旧してくれたと思わずにはいられません。
大糸線でも2年半だったことを考えると、大変な工事だったことを感じてしまいます。
6月30日は、沿線で大々的に復旧イベントをすることと思われます。
国鉄色キハ58が、全線復旧記念臨時列車『おくえつ号』として運用されるようです。
私はこの日は…乗車も見物も見送ります。
ちょっと後の、別の機会に乗って、復旧の喜びを噛みしめる予定です。