パッと見、生々しくヒトが横たわっているようですが、勿論そうではありません。
職場にて地元消防組合の救急救命士による「救急救命講習会」があって参加、その時に使用した
蘇生法教育人体モデル『JAMY-Ⅱ』君です。
何て撮り方が下手なんだ、、、と思われるでしょうが、真剣な講習の場で個人的にカシャッとするのはさすがにマズイものがあります。
この写真は講習終了後に、片付ける直前に慌てて撮らせてもらったという経緯があるのです(「
巧く撮れなかったのでもう一枚」なんて言えない…)。
現在の私の職場では、
昨年痛ましい不幸があったことから、年に1~2回は行われています。
職場に
自動体外式除細動器(AED)が設置された時に一度、AED使用も含めた講習会に参加したことがあります。
それから2年、緊急時の蘇生法にも変化が出てきていることを知って、改めて参加することにしました。
2年前と比べて違う点は、、、
①人工呼吸2回の後に心臓マッサージ15回の繰り返し
→
人工呼吸2回の後に心臓マッサージ30回の繰り返し
②心臓マッサージをするために肋骨に沿って鳩尾確認して指2本分上のところに掌を置く
→
心臓マッサージをするために左右の乳首を確認して真ん中のところに掌を置く
③AEDの電流ボタンを押した後は一旦様子を見る
→
AEDの電流ボタンを押した後は即心臓マッサージを再開する
、、、といったところです。
たった2年間に、救急医療の研究も進み、ちょっとずつその方法も変化しているのです。
それとともに、全国に設置されているAEDのプログラムも更新されているとのこと(AEDの使用方法は基本的に「機械の言うことに従って」なのに古いプログラムでは話にならない)。
「緊急時の蘇生法の方法が分かりません」なんてことは、絶対に済まされない。
そんなもしもの時のために、救える可能性が少しでも大きくなるならば、救命救急の講習をみんなが是非とも受講して欲しいと願っています。
どんな元気そうな人でも、何の前触れもなく倒れて意識不明になることがあるのだから。