私が高校生から社会人になるという期間に、
週刊ヤングジャンプに連載されていた『栄光なき天才たち』という漫画がありました。
タイトルのとおり、正当な評価を得る前に世を去ってしまったり埋もれてしまった偉人を
基本的に1人1週~4週の読切で発表していた、私の好きな作品でした。
ただ、稀に、1人に何週もかけて生涯を追った人物もいる。
「伝説のカーレーサー」
浮谷東次郎は、単行本2巻分の連載で生涯を紹介された。
「カーレーサー」という枠だけでは括りきれないその生涯をこの作品を通して知ったその結果、私はこの人に憧れ、今は活動停止中の「
イル・サマリターノ・トージスクラブ」の会員になり、
何度も生家を訪れるようにまでなりました。
当時の単行本はもちろん購入し、今でも大切に持っています。
ただ、この単行本はもう絶版です。
何らかのリクエストがあったのでしょうか、写真の
『浮谷東次郎物語 俺様の青春ロード』を書店で見つけたときには、大変驚きました。
「Tojiを知る世代が、また増える」ことの喜びとともに。
ということで、当然ながらこの本も購入しました。
『栄光なき天才たち・浮谷東次郎編』を読み、いつも次の週の発売を待ち望んだ平成初期の頃の想い出が甦ってきました。
う~ん、今年も浮谷邸を訪れたいなぁ~。
何とか、実現したいなぁ~。