「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
検索
最新の記事
画像一覧
記事ランキング
Profile &Blogリンク
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログジャンル
新緑庭園の名刹巡り・岩倉編
一乗寺編からの続きです。。。

【初代ムルティプラを見かけました。個性派ここに極まれりなデザインだが、これが40年以上前の車ということのほうが驚きです】
d0079440_17545313.jpg




【せっかく「京都ラーメン激戦地」一乗寺界隈に来ているのだから、、、ということで、昼食は『中華そば 高安』へ。開店時間に合わせて行ったのだが既に行列が…。30分間待って「スジラーメン(数量限定・700円)」とお薦めされた「からあげ3ヶ(350円)」を注文。スジラーメンはスジ肉もさることながらスープが旨く個性的、からあげはデカっ!(残りを持ち帰りする人が多かったです)】
d0079440_1881831.jpg

d0079440_1885057.jpg

【再び一乗寺駅に戻り、叡山電鉄に乗り込みます。やってきたのは、鞍馬行きのデオ900系「きらら」】
d0079440_18114426.jpg

【デオ900系車内の様子。特徴的なシート配置と、面積の広い窓ガラスによる明るさが特徴的】
d0079440_18145591.jpg

【鞍馬線・岩倉駅で下車しました】
d0079440_18155758.jpg

【夏日の青空の下、岩倉界隈でも歩け歩け…】
d0079440_18201628.jpg

d0079440_18214523.jpg

【六番目の訪問地で単立の門跡寺院・岩倉山実相院に辿り着きました】
d0079440_1831389.jpg

d0079440_1847974.jpg

【ここも、建物内は撮影禁止。磨かれた床に映り込む「床緑」「床紅葉」が有名な情景だが、室内撮影禁止に触れるために紹介できません。この写真は、「床緑」を映し出す、床向こうにある新緑の庭園】
d0079440_18532945.jpg

【縁側からの撮影は、可能となっています。そして、ここも枯山水庭園の眺めが素晴らしい!岩倉にある寺院の多くが採用しているように、向こうに見える比叡山を借景にして石庭を構成しています】
d0079440_18573770.jpg

【最後に、池泉回遊式の見事な庭園。モリアオガエルもいるそうで、新緑の豊かさに立ち止まる人が多いこと…】
d0079440_1911353.jpg

d0079440_1924227.jpg

【実相院を後にして、次はすぐ近くにある、幕末史に大きな足跡を残したある建物へ】
d0079440_195245.jpg

【七番目の訪問地・岩倉具視幽棲旧宅です】
d0079440_1995419.jpg

【ここも、建物内撮影禁止です。幕末・明治の公家であり政治家である岩倉具視が、和宮降嫁の後弾劾されて文久2(1862)年から5年間幽棲した家。幕末モノの大河ドラマで岩倉卿が薩長や坂本龍馬などの志士と懇談しているシーンが時折ありますが、その舞台がここ】
d0079440_19102153.jpg

【この日は、京都産業大学の学生がボランティアが各所で説明をしていました。「説明をいたしたいのですが、宜しいでしょうか?」とそれぞれの場所でひとりひとりに声を掛けられたので、全員に「じゃあ、説明宜しく!」と返し、聴かせていただきました。ちなみに、この旧宅は幕末当時以来修復を全くしていなくて、ボロボロ具合もそのまま。今年6月から作業に入るので、ボロボロ具合を見ることができるのは今月限りの貴重な拝観となりました】
d0079440_19221412.jpg

【敷地内にある「対岳文庫」は、岩倉卿の遺品を保存・一部展示している資料館。「対岳」とは、比叡山に対峙するこの地で幽棲していた岩倉卿が自ら称した雅号。この建物も昭和3年に建てられた貴重な建物で、1000点以上の文化財が収められている「小さな博物館」】
d0079440_19303680.jpg

【庭にある、岩倉具視遺髪碑です】
d0079440_19363760.jpg

【これが、平屋萱葺屋根の幽棲旧宅の姿です。歴史を動かした偉人が、辞官落飾していたとはいえこんな素朴な建物に住んでいたとは…】
d0079440_1939463.jpg

【岩倉川に沿って、岩倉駅へ戻ります。ここを歩いている時に、VWの担当から電話。車買い換えの件で、ちょっと私の考えが変わりつつある謎のオシャベリをしました…】
d0079440_1943257.jpg

【岩倉駅到着直前に電車が到着、慌てて乗り込みました。降りたのは、京都精華大前駅】
d0079440_1947040.jpg

d0079440_19472317.jpg

【下調べして、r40をひたすら歩く。本当にこの道でいいのか…と思いながらも、歩いて行きました】
d0079440_1952195.jpg

【やっと、『NAVI』を見て上洛を決意した、最後にして今回のメインに辿り着きました】
d0079440_1955454.jpg

【八番目の訪問地・臨済宗妙心寺派 大悲山圓通寺です】
d0079440_2031625.jpg

【ここも、四季それぞれに見事な花々を咲かせて目を楽しませてくれるのですが、建物内は例外ひとつを除いて撮影禁止です】
d0079440_2045482.jpg

【撮影可能な例外ひとつというのが、この客殿から庭園への眺め。国指定名勝である枯山水の庭園は、比叡山を借景とした庭園の中では最高峰の美しさとのこと。上皇となった後水尾天皇が15年の歳月をかけて最高の比叡山借景の地を探し当て、枯山水庭園の岩も自ら配したという由緒ある名刹。京都市はこの圓通寺庭園をはじめとする借景を守るために、「京都市眺望景観創生条例」という、建物の高さから屋根の形まで制限を入れる厳しい条例を制定しました。現代人のエゴで、古からの「眺望」という遺産を失くしてはいけません!】
d0079440_11454387.jpg

d0079440_2015822.jpg

『NAVI』に掲載されたこの借景を含めた庭園の写真に心奪われてしまい、今回の上洛計画を立てたものです。
最後に訪れ、やっと見ることのできたこの眺め。
この庭園だけで、30分近くもポーッとしてしまいました。
ただ、後水尾上皇は「この地には水が無い」ということで、同じく比叡山を借景とする「修学院離宮」を造営することになったとのこと…。

【叡山電鉄で帰るべく、歩いて木野駅へ向かう途中にあった、「栗栖野瓦窯跡」。岩倉の地は良質の粘土と薪に恵まれたそうで、平安京の宮殿や東寺の屋根瓦を作ったのもこの場所とのこと】
d0079440_20265418.jpg

この付近は、ちょうど圓通寺庭園の麓にあたる場所なのですが、道路建設や団地開発の動きが見られました。
静寂なこの地が、開発というエゴで潰されかかっている現状は、いかがなものか?
余所者がモノを言うなとは、絶対に言わせません。
逆に、地元が地元を壊す状況の方が信じられません。
いつまでも、圓光寺庭園に鳥の鳴き声が聞こえる環境であることを、願うばかりです。

【京都精華大前駅の一つ手前、木野駅を目指していたのですが…いつの間にか見覚えのある景色が…】
d0079440_20291675.jpg

d0079440_20295941.jpg

【木野駅の一つ手前、岩倉駅に着いちゃいました…出町柳行きのデオ800系で帰ります】
d0079440_2031426.jpg

d0079440_20331342.jpg

【出町柳駅を出て、高野川・賀茂川を渡って駐車場へ戻ります】
d0079440_20344411.jpg

【帰宅路は、名神高速の渋滞を予想して今出川通→白川通→R367→R477→湖西道路→R161を通って、敦賀ICから北陸道を利用しました】
d0079440_20383186.jpg

d0079440_20385757.jpg

d0079440_20392162.jpg

今回巡った名刹の庭園は、いずれも紅葉の時季には最高の彩を魅せてくれます。
ただ、そんな時は半端でない数の観光客が押し寄せてきます…。
どんな人混みであろうと、来ただけの価値のある庭園の眺めです。
しかし、どの庭園も、この新緑の時季として素晴らしい眺めを魅せてくれました。

あまり馴染みの無かった一乗寺と岩倉の地でしたが、それ故に静かで落ち着いた趣の名刹ばかりと感じました。
また新しい、京都の魅力を発見して悦に入っているところです。
そして、京都ですら環境の保全と開発の脅威の問題が大きく横たわっていることを知って、考えさせられているところでもあります。

---------------------------------------
今回の「ぶら~り数字」
北陸自動車道・福井北IC~名神高速道路・栗東IC
1000円(休日特別割引適用・通常は3850円)
琵琶湖大橋
*200円
叡山電鉄・1日乗車券「えぇきっぷ」
1000円(通常は出町柳~一乗寺200円+一乗寺~岩倉260円+岩倉~京都精華大前200円+岩倉~出町柳260円=920円)
金福寺・拝観料
*400円(但し、「えぇきっぷ」優待料金で拝観)
詩仙堂・拝観料
*500円
圓光寺・拝観料
*400円
曼殊院・拝観料
*600円(但し、「えぇきっぷ」優待料金で拝観)
実相院・拝観料
*500円(但し、「えぇきっぷ」優待料金で拝観)
岩倉具視幽棲旧宅・拝観料
*800円(特別拝観料金・通常は300円)
圓通寺・拝観料
*500円
京都市出町駐車場
1200円
北陸自動車道・敦賀IC~福井北IC
*850円(通勤割引適用・通常料金は1650円)

ぶら~り費用・7700円(拝観料は優待割引後料金、ガソリン代・飲食代は除く)
ぶら~り距離・360㎞
ぶら~り時間・13時間
[PR]
by chiketa_net | 2009-05-02 23:20 | 京都上洛
<< 御開帳善光寺参り・飯田編 新緑庭園の名刹巡り・一乗寺編 >>