元々私は、ドラマ版がON AIRする2年前から
原作の大ファンでした。
最初、ドラマになるという噂があった時点で「実車化できるんかいな?配役次第でのだめよりも千秋のストーリー一辺倒になってしまわないか?と危惧してたこともあります。
噂になっていたのは
フジテレビではない別の民放で、千秋役も別の人だったんですけどね…。
でも、実際にドラマ版を全部見ましたが、一昨年のスペシャルを含めてこれほどまで原作と比べて違和感無いほどのドラマ化ができるとは思いませんでした。
まさに、
ブラボー!でしたね。
で、満を持して登場した劇場版・
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』、
1年2ヶ月ぶりに映画館へ足を運びました。
よくここまで作り込むことができたなぁ~と思うぐらい、素晴らしい出来だと私は思います。
「
変態の森」のアニメだけは、個人的にはいらんなぁ~と感じたぐらい。
いわゆる、原作通りに近い本場の施設で撮影したロケとオケは、迫力以上に感動しました。
基本的に『のだめカンタービレ』という漫画は、主人公・のだめの「強烈な心理の浮沈」がストーリーとして成り立っています。
それを、のだめ役の上野樹里さんは、痛々しいくらいに見事に演じ切っている。
映画全般に流れているBGMもクラシック、それが場面場面でハマっている楽曲を使用しているものだから、最後は「早く後編観たい~!」と感じさせてくれます。
続編があると分かっていてそう思わせてくれるのは、私の場合は(古い話ですが…)『スターウォーズ 帝国の逆襲』以来です。
幸いなのは、『最終楽章 後編』が3年後ではなく4ヶ月後であるということ。
これから観に行かれる方々へ、、、エンドロールが始まったら席を立つ人が多かったんですが、最後まで席に着いていてください。
「後編予告」が最後の最後に流れますんで。
予告を観ての感想ですが、、、
「終わらせ方も、やっぱり基本的には原作に忠実なんだな~」と。。。