随分久しぶりに、鉄道雑誌を買いました。
『鉄道ファン』の2010年4月号。
残念ながら、ここ数年の鉄道ファン4月号は、
「さらば~」と廃止される列車への惜別号になってしまってます。
今年も例外でなく、北陸を走る
寝台特急「北陸」と
夜行急行「能登」が3月ダイヤ改正で廃止とのアナウンスが出ました…。
「能登」は、11年ほど前に福井発着の頃に1度だけ福井~上野間を通しで乗車したことがあります。
貴重なボンネット489系特急電車ではありますが、私個人としては座席で全く眠ることができず、、、しんどかった記憶だけが残ってます。
だから、是非いつかは金沢発で『
首都圏往復割引きっぷ』を使用して
「北陸」のB寝台個室に乗りたかったんですけど…。
実は、2月に乗るつもりでいたんですが、、、大怪我で断念しました。
年度末に向けて仕事が忙しくなるため、たとえ週末といえどもう利用する機会はありません(週末はもうチケットが取れる訳が無いだろうけど…)。
縁が無かったと諦めるしかありませんが、また寝台特急も急行もひとつずつ姿を消すのは残念。
金沢側から見ると、速さを求めれば「はくたか」と上越新幹線とか、安さを求めれば夜行路線バスで、首都圏に向かうことができるわけで。
しかも5年後に長野~金沢間に北陸新幹線が開通する予定ですしね…。
3週間後の「最後の日」は、また沿線で凄いことになるのでしょう。
最近、「撮り鉄」の走行妨害も話題になっているけど、ハテ今回はどうなるやら。
「北陸」と
「能登」の幕引きを汚す事だけは無いよう、伝統の列車2つには使命を終えて欲しいものです。