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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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月輪の名刹2ヶ所をぶら~り・東福寺編その1
東福寺御用達のお店で昼食をしたのですから、次の行き先はもちろんメインの、、、

【本町通を九条通を越えて南へ進むと、東に見えるこの門は…】
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【西に向いているけど、東福寺北門。北門を過ぎるとすぐにあるのが、国重要文化財・仁王門
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【京都第一赤十字病院を、裏側から見ながら歩きます】
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【退耕庵や霊雲院など、数々の東福寺塔頭を横目に進みます】
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【洗玉澗渓谷に架かる「東福寺三名橋」のひとつ、臥雲橋。上流を見ると、通天橋が望めます】
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境内の中に渓谷があると言うこと自体、凄い寺ですな…。

【さらに進むと、日下門。大抵の拝観客はここから境内の出入りをするのだが、私はあえて通り過ぎて南進します】
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【突き当たって東進すると、すぐにあるのが西に向いた京都府指定文化財・勅使門。勅使門の手前にあるのが南に向いた国重要文化財・六波羅門で、ここから境内に入って行きます】
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勅使門は、その名のとおり朝廷からの勅使が参向してきた際に出入りした門。
六波羅門は、鎌倉幕府・北条氏の六波羅政庁から移築してきたとされる歴史的意義のある門で、東福寺の惣門(表門)にあたります。
だから、あえて遠回りしてまで南端まで歩いてきた訳です。

【六波羅門を過ぎると、ここからが慧日山東福寺の境内。境内を散策するだけならば、拝観料無料!】
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「洪基を東大に亜ぎ、盛業を興福に取る」と、奈良の二大寺にちなんで『東福寺』と名付けられたとのことです。

【目の前にある巨大な門が、国宝・三門。現存する禅寺の三門としては日本最古、応永32(1425)年に室町幕府第4代将軍・足利義持が再建のものです】
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この東福寺三門、単なる門ではなく、階上を上れば諸々の仏像が安置されています。
これらを拝観するためには、、、特別公開をしている時を狙って訪れましょう…。

【三門のすぐ東にあるのが、国重要文化財・浴室。浴室といっても、湯舟に浸かるのではなく蒸し風呂です。泉湧寺にも浴室がありましたが、こちらは京都最古の浴室建築の遺構です】
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【三門を中心とし、浴室の逆側(西側)にあるのが、国重要文化財・東司。禅宗式の便所で、通称百雪隠と呼ばれる巨大便所です】
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浴室だから、便所だからといって、リラックスできるところではありません。
臨済宗ということは禅の修業所である東福寺、禅僧は身体を清めるために浴室へ行くにも、用を足しに東司へ行くにも作法が定められているとか…。

仏殿。こちらは明治に火事で焼けてしまい、昭和初期の建物。といっても、昭和に建てられた木造建築最大の建物】
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【仏殿前から見た、三門です】
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【東福寺境内で最も古い(貞和3(1347)年)建物、東司の北・仏殿の西にある国重要文化財・禅堂。その名のとおり、座禅専修の道場です】
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【仏殿の西側を進んで行くと、、、この先は、あの橋へ向かう渡り廊下】
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【京都府指定文化財・経堂を横目に、ひとつめの有料拝観場所へ…】
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東福寺境内、無料拝観範囲でも、数々の国宝・重要文化財をはじめとした歴史的建築物を拝むことができます。
東山区の南端にあるのですが、紅葉の時季でなくても訪れる価値は大変大きいです。

続きます。。。
by chiketa_net | 2010-03-22 20:56 | 京都上洛
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