プチながらも下呂温泉を楽しんで、駅に戻ってきました。
【下呂駅の駅舎内、大変きれいな待合室です】
とても、とてもきれいで素晴らしい下呂駅の駅舎内。
これは、4年前に下呂市内において「第57回全国植樹祭記念式典」が催された際に、天皇皇后両陛下が臨席するため下呂駅を下車することになったため、事前に改装したからでした。
今、私たちはその恩恵を被っているのです。
【下呂駅は今年の11月2日に、開業80周年を迎えます】
【下呂始発の美濃太田行キハ48形に乗車、岐阜に向けて出発です!】
【と思ったら、すぐ近くにある少ヶ野信号場で運転停車。下りの各駅停車と交換です。下呂駅発車を遅らせればいいのに…と思った次第】
【ここから飛騨金山駅まで、
飛騨川の渓谷が
中山七里。高山本線沿線において最高の車窓です!】
【焼石駅で、列車交換のため少し長い停車。下り特急「
ひだ」がすれ違って行きました】
【中山七里の中間に、下原ダムとダム湖があります。これはこれで、素晴らしい眺めです】
【中山七里の下り半分の景色です】
「さあ、中山七里の次は、
飛水峡だ!」と思っていたところで、車窓より眠気に勝てず、完全にうたた寝に入ってしまいました…。
【目が覚めたのは、水田が広がる中川辺駅を過ぎたところでした。
東海環状自動車道の高架下を過ぎて行きます】
とっくに、飛騨川とはお別れしてました…。
【遂に、美濃太田駅に到着です!】
【上り特急「
ひだ」が、美濃太田駅に停車してきました】
【特急いえども、単線の高山本線においては下り鈍行との交換をしてから発車です】
写真は撮れませんでしたが、、、美濃太田駅には
駅弁の立ち売りのおじさんがいました。
最近はすっかり見ることがありませんでしたが、その振る舞いにとても懐かしい感覚がありましたね。
下りも上りも全部の「
ひだ」が停車する美濃太田駅ならではの光景なのかも知れません。
売られていた駅弁は「
松茸の釜飯」(と書いてあった)、買って食べてみたかったけど、ホームに溢れる乗客を見ては、車内で食べる勇気がありませんでした…。
【美濃太田始発の岐阜行キハ48形が入線、乗車します】
【太多線のキハ11形が到着、多くの降車客がこの岐阜行に乗り換えていました】
【美濃太田駅を出発、しばらくは水田広がる平野を走りますが…】
【坂祝駅を過ぎると、
木曽川「日本ライン」の渓流が車窓から楽しめます】
ちなみに、下呂駅を発ってからの飛騨川の
中山七里・
飛水峡、木曽川の
日本ラインはすべて、飛騨木曽川国定公園に指定されている景勝です。
【鵜沼駅で、列車交換です。名古屋鉄道犬山線・新鵜沼駅がすぐそばに見えます】
【鵜沼駅を出ると、しばらくは
国宝・犬山城が望めました】
写真に収めることはできませんでしたが、、、しばらくは名鉄各務原線の列車と抜きつ抜かれつな状況を楽しむことができましたよ。
【岐阜駅が近づくと、東海道本線を走る下り特急「
ひだ」と、しばしの併走】
【岐阜駅に到着、高山本線を完走しました!高山本線を走り終えたキハ48形と、これから高山本線を走るキハ85系の2ショット】
【次は米原駅に向けて、東海道本線の列車に乗り換えなんですが…】
実は、下呂駅を発つ前に、両親は疲労の限界から
「岐阜駅からは特急で帰ろう~」と言い出し、みどりの窓口で特急券&乗車券を購入しちゃいました。
福井駅を出発してから約11時間、JR東海入口の
猪谷駅を出発してから7時間。
猛暑の中、もはや耐久戦の様相でしたからねぇ。
【ということで、
特急「しらさぎ」に乗り込んで岐阜駅を離れました!】
「しらさぎ」に乗ってからは、大垣駅に到着する前に爆睡。
米原駅で進行方向が逆になったことも、まったく覚えがありません…。
目が覚めたのは、武生駅到着のあたりでした。
【12時間40分の鉄道旅を終えて、福井駅に戻ってきました】
飛水峡を見ることができなかったのは残念でしたが、しかし長時間の乗車で疲れた以上に、大河とともにある高山本線の車窓は最高でした。
変な喩えですが、、、何となく『長い距離の
越美北線』って感じがしました。
本線を名乗っていますが、偉大なローカル線。
お疲れの両親も満足していましたが、口を揃えて
「機会があったら、今度は絶対に特急だな」と。
私も、同意見です。
とりあえず、親孝行ができたことに満足です。
あと2回分は、どこへ行きましょうかねぇ。。。