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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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2年越しの立山カルデラ砂防体験学習会・バス編
トロッコを降りた水谷出張所を出発し、狭いトンネルを歩いて行くと…

【トンネルを抜けました】
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【「知られざる立山」こと、立山カルデラの内部に入ってきました!】
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【上流から湧き出ている温泉を、ホースで引いて設置した『天涯の湯』。工事関係者が1日の作業終了後に入るための温泉なので、体験見学会参加者の私たちは入浴することができません。右側の建物の横に男風呂、石碑の向こう側に女風呂です】
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【こちらは足湯、結構熱いです。足湯は私たちも入ることができます】
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ここでも、入浴禁止と言われていたにもかかわらず、男風呂に足を入れた人がいて怒られていました。
「天涯=地の果て」で仕事をしている人たちの、仕事終わりの一番の楽しみな場所を勝手に足をつけるその神経に理解ができません。
解説員の方々と共に、工事関係者や国土交通省の方々も帯同しています。
軽率な行為が、今後の体験見学会の開催に支障をきたすことにもなりかねないことを念頭に置いて欲しいものです。

【湯川に架かる有峰橋を渡ります。ここまでの湯川右岸は立山町、左岸は富山市(旧・大山町)です】
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【今度は、左岸を下って行きます。有峰橋のすぐ下流にあるのが、松尾堰堤】
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【「実は、このコンクリートは重要文化財の一部なんですよ!」】
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【砂防施設としては初めて重要文化財に指定された、『白岩堰堤』の説明を受けます】
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【白岩堰堤の上から、湯川を見下ろしに行きます】
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白岩堰堤は、立山カルデラ砂防の要です。
立山カルデラ唯一の出口を、この主ダムと7基の副ダムを含めて落差108m(日本一)の堰堤を築くことによって、膨大な土砂を抑え続けることができるようになったのです。
それを、8年の歳月をかけて昭和14(1939)年12月に完成したのです。
ただ、完成後60年が経っているので、現在補強工事が行われています。

【白岩堰堤の右岸岩盤、平成6年に一部が崩落し白岩堰堤の副ダムの一部が破損したため、先程水谷から通ったトンネルの隣に新しいトンネルを掘って、中からアンカーで岩盤を引っ張っているとのこと】
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何故そんな面倒なことをしているかというと、、、ここは中部山岳国立公園内であるため、外観を損なわないことが条件だったそうで。
同じ条件の話が、以前訪れた黒部第四発電所建設でもありましたね…。

【白岩堰堤が「立山カルデラ砂防の要」であることが、この図を見るとハッキリ分かります】
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【ホンのちょっと山側に入っていくと…】
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【標高差約100mの急傾斜地を、ケーブルで工事用車両を運ぶためのインクラインです。しかも、車両の運転手は一緒にインクラインに乗ることはできないので、横にある400段の階段で上り下りしなきゃならない】
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【インクラインのすぐそばにあるのが、立山カルデラから漏れる地下水を汲み上げるための井戸】
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【1班の参加者を乗せて来たバスが到着、今度は2班の私たちが乗り込みます。幸いにも、前から2列目(1列目は解説員用の席)をゲット!】
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【一旦立山カルデラの外に出て、再びカルデラ内に入るために有峰トンネルへ。トンネル手前の山側には、柱状節理の崖が見れます】
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【有峰トンネルを抜けて、再び立山カルデラ内に入ると、最初に訪れたのが…】
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【体験見学会のためだけに設けられた、『六九谷展望台』で解説です】
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【ここからは、立山カルデラの全体を眺めることができます!写真は、北から南へと撮っていますが…】
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安政5年2月26日(1858年4月9日)に、飛越地震が発生しました。
この大地震の結果、立山カルデラでは大鳶山と小鳶山が完全に崩壊、「鳶山崩れ」が起こってカルデラ内に土砂が大量に流れ込んでしまいました。
結果、常願寺川に天然ダムができてしまい、(旧暦の)3月10日と4月26日の2度にわたり決壊、下流の富山平野に激甚な被害をもたらしました。
立山カルデラ内の土砂が全て流出すると、富山平野は厚さ2mの土砂で埋まってしまう量がまだ残されています。
そのため、富山では常に治山治水を念頭に置いた財政が組まれて、砂防事業が半永久に行われているのです。
ただ、本当は3枚目の写真の山の上には「大鳶崩れ」と「小鳶崩れ」が見えるはずなんですが、、、山の上だけ雲がかかって見えなかったのが残念至極…。

かつては富山県も、福井県嶺北地方とともに石川県の一部でした。
しかし、加賀・能登の議員は道路敷設を念頭に予算を組もうとし、越中の治山治水に理解を示さないことから分県したと、富山の友人から聞いたことがあります。
この立山カルデラを訪れて目の当たりにすると、その話は間違いない事実であることに説得力を持ちます。

【更にカルデラ内の上流へ進みます】
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【「泥谷」の砂防堰堤。下流はかつて砂地だったのが、緑に覆われるまでになりました】
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【最新の「湯川第12号砂防堰堤」を見学。元々あった砂防堰堤の右岸が土石流で削られて使い物にならなくなってしまったために建設したものです。土石流って恐ろしい!】
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【湯川の上流を見ると、まだまだ砂防堰堤の工事が続けられています…】
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【少し下ったところで降りたところが、立山温泉跡地
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【薬師堂跡に建てられた、供養塔。飛越地震で土砂に生き埋めになってしまった30余名の名前が刻まれています】
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『立山砂防 ここより発す』の碑と、すぐ横に『天涯の橋』(今回は行けず)があります】
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【さらに進んで行くと、、、タイル張りの浴場跡とかつて使用していた本物の金庫があり、それぞれ解説を聞きます】
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1580年に発見されたと伝わる、立山温泉
登山シーズンである夏場には常に500人のお客で賑わって、ボロ儲け状態だったそうです。
なので、大変立派な金庫が残っている訳で、草叢の中にはお客が残していった一升瓶とかもあるそうです。
砂防工事の事務所も、最初はこの地にあったとのこと。
しかし、昭和44(1969)年の大雨で登山道が流されて4年後に閉鎖、さらに6年後には建物を焼却してしまいました。
建物を焼却したのは、密猟者や熊が侵入して荒れ放題になってしまったため…という残念な話です。

【途中、多枝原平にある幸田文の『崩れの碑』の先に、チラッと「大鳶崩れ」を見ることができました】
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【立山カルデラ内最後の立ち寄り場所が、「天涯の水」。参加者や解説員みんなが、水筒やペットボトルに水を入れて飲んでました】
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天涯の水は、調査のためにボーリングしたパイプから、地下42mより毎分40リットルが湧き出ている天然水です。
飲み水などとして、立山カルデラ内で働く人々の疲れを癒すオアシスとなっています。
実際、とても冷たくて美味しく、帰りのバス内で度々飲んでましたよ。

【水を入れるのに必死な状態ですが、、、ここからの眺望も素晴らしいです!】
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【立山カルデラを後にします。有峰トンネルを出てすぐのところに検問所があり、ここを過ぎるとヘルメット装着義務が解除されました】
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ここからは、有料道路・有峰林道真川線(一般車通行不可)を通ります。

【途中にある黄色の機械は、1班のバスが国立公園内に入る際に通過する「洗車場」。ここを通る際にタイヤをしっかり洗浄して、外来種の侵入を徹底的に防ぎます】
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【白山から立山カルデラまでほぼ一直線に伸びる断層・跡津川断層の露頭が見えるところで、バスは一時停止します】
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解説員の先生によると、、、日本で催された世界規模の地学の会議が終わった後に、世界各地の博士をここに招いたら、みんな狂喜乱舞になって自らロープ垂らして露頭に降りて行ったということです…。

【後で湯川と交流する常願寺川支流・真川を渡ります。架かる橋は補強中で、おそるおそる通って行きます…】
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【折立から、一般車通行可能である有峰林道・折立線に入ります。峠には、登山者の車がたくさん駐車してましたが、これでもまだ少ない方だそうで】
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【折立線は、これまでとは違い対面2車線の快適道路です】
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【「有峰記念館」で、最後のトイレ休憩です】
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【立山カルデラ砂防博物館に向けて、最後の出発です。有峰湖(常願寺川支流・和田川)が見えてきました】
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【本来は、私も4年前に通った小見線を下って帰るルートなんですが…昨年10月に山腹崩壊のために通行止です】
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【有峰ダムの堰堤上を走ります】
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【ここから、小口川線で博物館へ向かいます。これが大変狭い道幅でして…】
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【小口川線は、有峰ダムから祐延峠まで、一気に300m上がって行きます】
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【祐延峠を越えてすぐに見えてくるのが、祐延ダム(常願寺川支流・小口川)と祐延湖。このダムは、なんと昭和9(1931)年竣工!】
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【とにかく狭い、小口川線。たとえ対向車が軽自動車でも、下手な寄せ方をされてしまうとすれ違い困難。道路の外側は、深い谷…】
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【今度のダム湖は、小口川ダムによるもの】
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【小口川左岸へ架かる橋を渡り切ると、小口川線の有料区間が終わります】
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【しばらくは小口川沿いを進み、常願寺川左岸のr43→右岸のr6→再びr43を通って立山カルデラ砂防博物館に到着です】
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午前9時10分に受付開始、午後5時に博物館に帰ってきましたので、およそ8時間の体験見学会でした。
通常は決して訪れることができない、砂防工事の現場を見学することができたことに感謝です。
また、結構個人的に質問した私に丁寧に答えていただけた解説員の先生にも多謝です。
最初はトロッコの興味で申込みし続けていたのですが、実際に当選し予習で立山カルデラ砂防博物館を訪れて、それだけでは無いもっと大事な目的を知ることができたものでした。
富山県出身の女優・室井滋さんがナレーションを務めているドキュメント映像を見ると、立山カルデラの脅威を分かりやすく説明してくれてます。
立山カルデラ砂防は、富山県の宿命。
一方で、立山は黒部とともに大変大勢の観光客を招いてもいます。
表裏一体とは、まさにこのことなんだなぁ~と思ったりしました。
とにかく、とても貴重な体験をさせていただけたことには間違いありません。

ただ残念なのは、バスで帰るルートが小見線から小口川線に大回りになってしまったためか、他にも見学するはずであろう場所には行けてないという事実もあります。
それだけが心残りでもあったりします。

【駐車場に戻ります。曇りがちな空になってきましたが、雨が降る様子では無いのは幸いでした】
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【立山駅を出発したばかりの富山地方鉄道立山線の電車を見届けて、帰路につきました】
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これで、立山黒部アルペンルート黒部ルート&黒部峡谷鉄道立山カルデラ砂防体験見学会と、立山黒部関係3部門(と勝手に私が命名)を制覇することができました!

【おまけですが、、、帰路の途中、小矢部川SAにてオドメータが【60001㎞】を表示。キリ番には中々縁がありません…】
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by chiketa_net | 2010-08-18 21:40 | 四季と自然
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