福井市立郷土歴史博物館にて、こんなモノを購入することができました。
越前松平家が保存している公文書や書籍の資料群『
松平文庫』に保存されている「
福井分間之図」(享和3(1803)年作成)を基に、福井市立郷土歴史博物館と、松平家と松平文庫の寄託先である
福井県立図書館が提携して作図した「
福井城下図集」(1000円)です。
面白いのは、
200年前の福井城下図に現代の地図を重ね合わせて比べることができる点です。
これを見ると、福井藩祖・結城秀康公の菩提寺である
孝顕寺・運正寺が、かつて広大な寺域を誇っていたかが一目瞭然です。
細かいところを見ると、松平慶永公の直臣・
中根雪江の邸宅跡石碑がある場所には「中根」って書かれていたり、同じく側近・
橋本左内先生の墓所がある場所にはかつて橋本家菩提寺があった「善慶寺」の寺域が示されています。
この「福井城下図集」を、私は今後のチャリぶら~りの参考にしたいと考えています。
アウディ・チャリで福井藩当時の街道などを巡るのに、楽しさ倍増になりそうで楽しみです!