ちょっと遅いランチに、金沢の「B級グルメ」が食べたくなりました。
目的地は金沢市ではないんだが、せっかくなのでチョイと足を延ばした次第。
訪れたのは、金沢市内にある洋食店『
グリル オーツカ』。
近くには、観光名所で有名な長町武家屋敷があるためか、ガイドブックで調べたであろう観光客も結構入店します。
複数で訪れればテーブル席へと案内されるんでしょうが、私は独りで訪れたのでカウンター席へ。
おかげで、厨房内の様子がバッチリ見ることができました。
私が注文したのは、もちろん「
ハントン風ライス(750円)」と、野菜も食べたかったので「
プチサラダ(170円)」。
厨房内を見ると、4~6人分のライスを入れた大きなフライパンをコックさんがひとり両手で持って中身を混ぜるためにひっくり返していました。
これは大変な重労働だなと、見ているだけでも感じる動作でした。
もうひとりのコックさんが、人数分の小さなフライパンに溶き玉子を入れて玉子焼きを作っている。
次にハントンを作る時は、大きなフライパンの役と小さなフライパンの役を入れ替わってましたね。
武生が誇るB級グルメ「
ボルガライス」と同じくオムライス系。
並サイズではありますが、とてもボリュームがあるので、大盛のハントン風ライスだったら大変でした…。
オムライスに半熟玉子で包まれており、半熟玉子には魚フライとエビフライを乗せてあり、ケチャップソースとタルタルソースがかかっています。
スプーンで食べだすと、結構食が進んであっという間に完食!
まぁ、ランチとしては遅い時間になったのもありますけどね…。
オムライスはオーソドックスで、奇をてらわない味だからかえって良いのかも知れません。
ハントン風ライスだけでは濃すぎるので、プチサラダを注文しておいて正解でした。
ハントンライスは、金沢市内にかつてあった『ジャーマンベーカリー』(閉店)という店が元祖だそうで、、、グリル オーツカの先代がジャーマンベーカリーの従業員だったようです。
という話を聞いて、元祖の店の直系の味を引き継いでいると判断して、この店を訪れた次第。
金沢市内には、他にもハントンライスをメニューに載せている洋食店があるようなので、食べ比べてみたいものですね。。。