12月の様な寒さが続いた今週、土曜日だけ確実に好天の予報が出ていたので、、、思い付きで世界遺産・白川郷へぶら~りすることにしました。
濃密な下調べこそしてはいませんでしたが、持ち合わせている予備知識で楽しむつもりです。
北陸道から小矢部砺波JCTを経て、東海北陸道から白川村へ入ります。
【もちろん、
約1年ぶりの白川郷ICでR156へ】
【まずは、いきなり荻町集落ではなく、、、R360へ。天生峠は既に冬季通行止となってました…】
【合掌造りは、荻町集落の中だけではありません。R360沿いも、何軒か見受けられます】
【ここで、R360から右に曲がります。R360を直進すると、天生峠を経て
神通川流域へ繋がります】
【暫く進むと、高原の様に広がる高台へ】
【荻町城跡の駐車場に
A4(黄)を停めて、まだ営業が始まっていない飲食店『
城山天守閣』へ】
【私有地ながら一般に開放されているここの展望台からの眺望が、よく知られた「
白川郷の全景」です!霧が深いながらも、合掌造りのすべての妻側がこちらを向いているのがハッキリ見てとれます】
【手前に見える、最も合掌造りの屋根角度が大きい主屋が、、、最初に訪れる家です】
【R360へ戻り、R156をちょっとだけ南下します】
【現在、午前9時~16時は荻町関係者の車は集落へ入れないので、、、
せせらぎ公園駐車場(500円)に停めます。関東ナンバーなど、全国からここを訪れていました】
集落に入れないのは「大型車両」と聞いていたんですが、、、来年4月からのマイカー規制実施に向けて、既に試行中の様です。
【庄川を「であい橋」で渡って、荻町集落へ】
【秋葉神社から、集落入りです。当たり前に合掌造りが立ち並びます】
【本通りを北へ向けて歩きます】
【展望台行きのシャトルバス乗降所に案内図が掲げられているので、今日訪れる3ヶ所をジックリ確認です】
【本通りを更に北へ。まだ霧が晴れません】
【高台の上に見える建物が、最初に訪れた『城山天守閣』。展望台からフラッシュが何度も焚かれるのを見受けられました】
【今日最初の訪問場所である、荻町集落最大の合掌造り住宅・
国重要文化財「和田家」です】
【近くにあるスイレン池。蓮の花が咲く頃は、見応えあるんでしょう】
【入館します(300円)】
【440年より続く苗字帯刀を許された名主・天領番所役人の家に相応しい、(入館客が立ち入られる範囲でも)広々とした1階です。仏間や客間といった畳敷きのスペースも広く、武士や役人が出入りした「正面玄関」があるのも特徴】
【重要文化財として有名なだけに、入館客も多いです】
【実際に使われてきた、赤や黒の漆器が展示。格式が違うことが分かります】
【一年中火が絶えない囲炉裏(兼・記念撮影場所)。真上を見ると、囲炉裏の煙が抜けれる様に天井が工夫されています】
【ちょっと急な角度の階段を、中二階を見ながら上がります】
【広いスペースの二階です】
【階段近くの窓からは、南側の景色が望めます。南側の窓から、庄川上流よりの涼しい風を取り入れます】
【屋根裏の様子を拝見です】
【囲炉裏の真上の二階部分です】
【広々とした二階で、養蚕や火薬の原料である塩硝(焔硝)の製造作業などを行っていたのでしょう】
【北側の窓からの風景、城山展望台が近くに見えます。庄川に沿って吹く風の通しを良くするため、全ての合掌造りは南北に流れる庄川と同じく妻側が南北になっています】
【釘などは一切使用しない、合掌造りの梁と縄で構成された内部】
【二階から、気を付けて下ります】
【和田家の見学を終えます。平側の屋根面積が他の合掌造りと比べて広いのは、屋根の妻の角度が特徴的に大きいため】
何故、和田家だけ屋根の角度が大きいのかと、、、格式高い家柄だったものありますが、世帯の多い大家族(を抱えられる財力もある)の家だったことも考えられます。
確かに、床面積は世帯が多いとすれば納得なほどとても広かったですね。
他の合掌造りとは別格の家柄(市町村制施行後の白川村初代村長も和田家当主)と大きさが、国重要文化財に指定された理由でしょう。
【秋深しな白川郷を巡るべく、東通りを南へ進みます】
続きます。。。