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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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「世界遺産・白川郷」へぶら~り・神田家編
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白川郷荻町集落内で唯一の国重要文化財「和田家」を拝見し、しばしブラブラ散策です。
少しずつ、朝霧が晴れつつありました。

【少し向こうに通行禁止の看板が立っているこの道が、城山展望台の方へ直接歩いていける村道。約20分かかるが、暖かい時季だと展望台へ向かう観光客も見受けられるけど、、、寒くなった今では皆無…】
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【白川郷の紅葉状態は、ほぼ落葉に近いのかと。でも、歩いているとまだまだ鮮やかな紅葉を観れるとこも】
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【急激に霧が晴れつつあるところで、今日の2つ目の訪問地神田家に入館(300円)です!神田家は、和田家の分家とのこと】
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【囲炉裏の火の灯りを見るだけで、暖かく感じられます。火の上に置かれた鉄瓶はオブジェでなく、実際に沸かした熱湯をあることに使ってます】
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【現当主の母が嫁入りしたときの着物を暖簾にしています。その横の古時計は、白川村初(明治7年)の時計でいまだ現役】
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【昔、実際に使われていた電話は、さすがに今はオブジェかと】
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神田家住宅の合掌造りは、築約190年とのこと。
和田家も観て、あえて神田家も入館したかったのは、、、和田家以上に見せてくれる場所が多いためです。

【やはり急な階段にて、上の階へ進みます】
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【中二階です。神田家の中二階は、重要な場所】
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【中二階は、独身男兄弟や使用人の寝起きする場所。障子を開ければ外の様子が見えるのはともかく、、、内側の「火見窓」からは、一年中焚いている囲炉裏の様子を管理して、火事になるのを防いでいたとのこと】
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囲炉裏を一年中24時間焚いている理由は、茅葺き屋根に付く虫を除けて住居の耐久性を増すためです。
また、巨大な梁や柱を煙でコーティングすることで、やはり腐ることを防いで耐久性を増しています。
190年の歳月をかけての梁や柱の黒光りは、触れても汚れることはありません。

【2階へ上がります。主に養蚕の作業場だったとのこと】
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【階段近くにある北側の窓から景色を見たら、随分と青空が広がってきてました。合掌造りの窓の上は、現代住宅の窓と比べて庇が大きく、雨が降っても簡単には入ってこないとのこと】
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【これは「駒尻」といって、合掌屋根の骨組みたる木材の先端が鋭角に削られて、母屋の梁に「乗っかっている」ためにした工夫。普通の家では、屋根と母屋は当然繋がっているが、巨大な合掌屋根は乗せるのみにしているため、強風を受けても母屋には揺れが伝わらない仕組み】
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【同じく、巨大な合掌屋根を支えている「筋交わい」と「通し貫き」。太く長い巨大な一本物の木材で成してます】
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【かつては陸の孤島の如くな環境の中、様々な生活の足跡が残されています。藁で編まれた草履など】
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【木を伐採するためのノコギリや、伐採した木々を雪上で運ぶための「手ぞり」】
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【もちろん、米の備蓄や加工は大事な作業】
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【南側の窓から外を見ると、他の合掌造りの屋根から湯気のようなモノが出ています。「合掌造りが息をしている」と言われる、春と秋しか見れない状態。白川郷の寒い夜に合掌造りの茅葺き屋根に付いた湿気が、日差しを浴びて一気に水蒸気と化す際に見れる現象です】
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合掌造りの妻側が必ず庄川と並行の南北になっていると同じく、、、平側を東西になっているのは、東から西へ太陽が移動するのを利用して、茅葺き屋根の湿気を飛ばすためとのことです。

【味噌作りのための道具や入れ物です】
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【囲炉裏の真上は、やはり煙を上へ逃すためのスノコ状になってます】
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【やっぱり、寒い冬にはお酒が必要とばかりに、酒造の道具もあります。さすが、どぶろくの本場です】
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【3階へ上がります。当たり前ですが、上に行くにつれて床面積が小さくなっていきます】
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【先に、白川郷唯一「最上階を見せてくれる」ため、4階へ】
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【非常に上が低いため、物置として使われていたとのこと。危険防止のためか、通り抜けできない様になっていました。ちなみに、4階に一度に上がれるのは3人まで】
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【北側の「煙抜きの窓」。手前に神田家の稲架倉(はさぐら・外側は刈り取った稲を乾すための場所、内側は囲炉裏に使う薪の乾燥や保存をするための場所)が見えます】
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【この急な階段を下りるためには、、、上がった時と同じ体の向き(内側)で下りなければ無理です…】
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【改めて3階へ。3階も養蚕の作業が行われてたとのこと。和田家と同じく、養蚕道具や機織機具が展示です】
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【3階南側の窓から眺めてみました。まだ「合掌造りが息をしている」状態を見ると、夜はホント冷えることが想像に難くなく、日中の寒暖の差が激しいことを感じれます】
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【南側にも、4階に通じる梯子が。梯子途中まで上ってみました】
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【南北の窓から入る涼しい風は、真夏の暑さから蚕を守る役割もありました】
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【1階へ下ります。途中、2階では「花嫁暖簾」の持ち主であるお婆様(と思われる方)から説明を聴くことができました。現代社会に生きる私たちにとっては若干耳の痛い話ながらも、この地に長年住んでいたことが実感できるお話しでした】
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【改めて、囲炉裏の上を見てみます。囲炉裏の真上にある板が「火天(ひあま)」で、火の粉を止めて煙と熱を分散させるもの(これはさすがに触ったら汚れる)。火天の上に、煙を通すスノコ状の天井が見てとれます】
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【神田家にも、もちろん畳敷きの客間があり、仏壇や床の間があります】
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【囲炉裏の鉄瓶で沸かしたお湯で、野草茶を振る舞ってくれます。私もいただきました】
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【畳の上に座って野草茶を飲みながら見上げると、、、いろんなものが掲げられていました。アオダイショウの抜け殻で「寿」】
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【火事になった際に水を噴射するポンプ。注射器の仕組みと同じ理屈ですね】
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【ちょいと物騒なこの棒は、不審者を棘でひっかけたりするためのモノ】
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【神田家を後にします。雪囲いの骨組みが立てられているなど、早くも冬の準備に取り掛かっています】
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【和田家から分家する際に、この地に屋敷を定めた決め手が、、、湧き水が豊富であることということで、水神さまの祠があります】
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【南東側から見た、神田家住宅です。いい佇まいです!】
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神田家の見学では、高速道路も自動車も無い昔の生活を、どの様に過ごしていたかが実感できる展示が多くて勉強になりましたね。
さすがに私がこの合掌造りで生活することが無理ですが、ますます古民家での生活への憧れが強くなった次第です。

【神田家の向かいには、「長瀬家」も入館することができます。荻町集落内で実際に生活している一般家庭の合掌造りで見学できるのは、「和田家」「神田家」「長瀬家」のみ(だったと思う)。民宿に泊まれば別でしょうけどね】
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続きます。。。
by chiketa_net | 2013-11-16 17:40 | 私の車でぶら~り
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