ちょっと艶っぽい表紙ですが、れっきとした車関係の漫画。
前刊に引き続き、『
彼女のカレラ My Favorite Carrera』の5巻(620円)が発刊・購入しました。
話の流れが、ホントいいですねぇ~。
車好きが車を運転していたら、やっぱり運転が上手くなりたいと思う気持ちは本能的なもの。
そのヒントが、やっぱり上手い表現で登場人物に言わせています。
ドライビングテクニックやパワーアップの向上だけが、運転を上手くなる秘訣では決してない。
批判する訳ではないが、「スペック至上主義の国産車ユーザー」には理解できない世界が、欧州輸入車には存在するのです。
もうひとつ、先日お亡くなりになった元F1レーサー、クレイ・レガッツォーニ氏に倣ったエピソードも実によく描けているなと感じました。
レガッツォーニ氏といえば、世界における「スポーツ・バリアフリーカー・ドライバー」のパイオニアとしてあまりにも有名な人。
あまりにもタイミングが良かったので、敬意を表してかと思いきやそうではなかったというのが、唸ってしまう。
今回も、やっぱり「私が唯一読んでいる車関係の漫画」だけあって、お薦めです!