昨日までは富山県、今日は石川県です。
2月に名古屋で1泊させていただいた友人が地元・金沢に戻ってきたための「復帰歓迎会」に出席するためです。
夕方の金沢近辺は大変渋滞で混雑するので、早めに到着。
時間潰しに、
北陸鉄道浅野川線に初めて乗車してみました。
①JR金沢駅前・北鉄金沢駅は地下にあります。地下道入口横のバスは「
城下まち金沢周遊バス」で、金沢の三文豪の名前(
犀星・
鏡花・
秋声)がついていて、これは「秋声号」。
②①のすぐ近くに「北陸鉄道」という看板が出ている建物があるが、これはバスの乗車券を販売している『北鉄駅前センター』でした。「城下まち金沢周遊バス」のチケットはここでも販売。
③地下に駅があるといっても、実に浅いところにホームがあります。
④北鉄金沢駅です。平成13(2001)年に地下化されました。
⑤終点・内灘駅までは310円、今でもはさみを入れています。一方で「
ICa(アイカ)」というICカードも導入されていました。
⑥地下ホームに停車している8900系電車。北鉄金沢駅地下化の結果、不燃性の車両導入する必要があるため、京王3000系電車を持ってきてワンマン化したもの。
⑦北鉄金沢駅を出発してすぐ、地下から出てしまいます。地下浅いところに駅があるからですね。
⑧8900系電車の車内はこんな感じ。2両編成ですべてロングシート。金沢から自宅へ帰る時間帯なので、結構乗車率は良かったです。
⑨しばらくは、金沢市街を走ります。
⑩R8と北陸道の下をくぐります。古い車両のためか、よく揺れて写真が斜めに…。
⑪線名のとおり、浅野川の堤防下を走ることが多いです。しかし、浅野川自体は一度も望むことはできません…。唯一の2面2線駅・三ツ屋を出発したところ。
⑫R8を過ぎた浅野川の逆側は、新興住宅街と田畑が入り混じった郊外を走ります。
⑬大河端駅。ほとんどの駅が、1面1線で細いプラットホームのつくりです。
⑭
北鉄浅野川線のハイライト・大野川鉄橋を渡ります!ここを走る時は、最徐行でゆっくりゆっくり。ここまでが金沢市で、川向うは河北郡内灘町。
⑮ちょっと路面電車っぽい風景になると、間もなく終点。
⑯北鉄金沢駅を出発して17分、内灘駅に到着しました!
⑰内灘駅です。ここから北鉄バスに乗り換えるお客さんが多かったです。
終点でとんぼ帰りしても片道6.8㎞・往復40分強の、あっという間でBlog初めてからは最短の「ぶら~り」でした。
地下から出てくる部分と大野川鉄橋以外ではこれといった見せ場もなく、しかし金沢は郊外へ住宅地が広がりを見せているため、完全に「
通勤通学路線」と割り切っている感があります。
自販機でバス路線分もまとめて一枚の切符で買える点、ICカードはバスにも設置されている点が、まさにその証明かと思われます。
伝え聞くところ、北鉄も石川県もあまり鉄道には力を入れてなくて(隣県・福井や富山とは大違い)、ここや鶴来方面へ行く石川線も廃止しようとしたことがあったとか。
しかし、沿線住民の猛反対を受けて合理化の努力を推進して存続させたとのことです。
それにしても、旧・京福電鉄の呑気さを感じるような、のどかなローカル線でした。
機会があったら、石川線にも乗ってみたいですね。
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今回の「ぶら~り数字」
北陸鉄道浅野川線
北鉄金沢駅~内灘駅
*310円×2=*620円
ぶら~り費用・620円(飲食代は除く)
ぶら~り距離・13.6㎞
ぶら~り時間・41分