土曜日は金沢で飲み会でしたが、その前に友人を誘って念願の『
富山ブラック』を食べに行くことに。
『富山ブラック』とは何ぞや?
戦後に「
おかずにするための中華そば」として誕生した、醤油と胡椒がたっぷりの富山独特のラーメンです。
北陸ラーメン博や
雨美さんとこのBlogで知って以来、食べたい食べたいと思っていました。
しかし、『富山ブラック』を調べてみると、あちこちあるんです。
更に調べると、同じ名前の店があるのにつながりがあったり無かったりと複雑な歴史やら関係やらが出てくる出てくる。
さて、何処の店に行こうかと悩んでいたのだが、富山の友人の話が決め手になりました。
富山市内にある『
西町大喜 本店』の「
中華そば小(並)(600円)」です。
小と
大と
特大があるのですが、小が並の量だったりします。
店を入った途端に、醤油の強烈な匂いが漂っています。
実際に食べてみると、確かに
醤油と胡椒が効き過ぎているといっても過言ではない味。
ネギとチャーシューはタップリなのは、とても嬉しい。
麺は固めで、先にネギとチャーシューと麺を絡めるようにスープと混ぜるのが流儀とのこと。
そんな過激な『富山ブラック』なんですが、しかし箸は進む進む。
クセになりそうな旨さでしたね!
さすがに、スープを全部飲み干すまでの「完食」はできませんでしたけど。
この本店のメニューにライスは無いのですが、今度来る時には大を注文してライスと一緒に「おかず」として食べてみたいものです。
ちなみに、この『西町大喜 本店』には駐車場が無いです。
近くの有料駐車場に車を停めての来店になるのですが、何故かこの日は有料駐車場が無料となっていたのは幸運でした。
もうひとつ、本店の目の前にあったのが、この石碑。
「
旧飛騨街道起点(半分しか撮れていない…)」、飛騨高山まで21里(82.5km)とのことです。
思わぬ歴史的指標を見つけて、更に大満足でした。
今度は一度、しっかりと富山市内を回ってみたいですねぇ~路面電車に乗って。