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「吾唯足知」な日々


【吾唯足知】とは…『自らを高めるための弛まぬ努力を続けることは大事なこと、そして志半ばでも自らを振り返って成したことに対し満足するゆとりの心を持つことも大事なこと』…と自己解釈。
本来の意味では…『足ることを知る者は貧しいといえども富めり、足ることを知らない者は富めりといえども貧し』…という仏教の真髄かつ茶道の精神を表現した言葉。

ポツポツと綴る、福井在住・Takeuchiによる日常の「ひとりごと」(画像・座右の銘&Blogタイトル由来の龍安寺「知足の蹲踞」)
by Takeuchi
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リフレッシュin京都その1・嵯峨野編
実のところ私、新年度に入ってからずっと気持ちの盛り上がりに欠けたまま仕事をしていました。
前年度1年間、本業とは別に任せられて頑張っていた仕事が任期満了で終えたところ、燃え尽き症候群に陥ってしまったのです。
テンションは上がらないは、ストレスは溜まるは、疲れは残りっぱなしでいるはで、「このままでは心身ともにまずいことになる」と思っていました。
今度の土曜日は勤務(休日出勤ではなく通常勤務)ということで、先に代休を頂いてリフレッシュのための日帰り旅行をすることにしました。
また、最近鉄分が非常に不足していたため、思い切ってJRでぶら~りすることにしました。

行き先は、京都。

①今回は家族に代休ということを内緒にしてのぶら~り。職場に近い鯖江駅から485系「雷鳥」に乗って出発しました。
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②485系特急電車を利用したのは、ホント久しぶり。敦賀駅手前のデッドセクションにおける交直流切換では天井の照明が消えることに、改めてベテランぶりを再確認。
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③京都駅で、嵯峨野線の113系に乗り換え。
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④嵯峨嵐山駅に到着。トロッコ列車が停まっていました。これに乗ろうと思っていたのだが…。
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実は、京都駅で嵯峨野観光鉄道(=トロッコ列車)のトロッコ1号に乗るべく予約をしようとしたのですが、嵯峨嵐山駅で見た1号は満席。
次の便は席が取れるということで、1時間後の3号の予約をしました。
突然の旅とはいえ、念頭にあった予定は早速狂ってしまいました。

1年半ぶりに来た嵯峨嵐山駅は、今年度中の新築オープンに向けて工事中。あの由緒ある旧駅舎の面影は無く、個人的には実際に来て見て残念に思う次第。
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⑥1時間半の時間潰しは、本来後から訪れる予定だった世界遺産・天竜寺
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天竜寺は「本堂参拝」と「庭園参拝」で料金が別々になります。
私は両方の参拝コースを歩いたのですが、ここでは同時に紹介いたします。

⑦受付前から見る、庫裏と大方丈。
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⑧この日の大方丈は、修学旅行?の生徒による「座禅体験」のために中を見ることはできず、障子戸は完全に閉められていました。耳を澄ますと、肩を叩かれる「パン、パン」の音が絶え間なく聞こえてきました。
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⑨裏?に回ると、曹源池(そうげんち)庭園の素晴らしい眺めが展開。
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書院の広大な畳敷きの部屋は涼しげで、ツバメが何度もこの中を通り抜けていました。
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⑪多宝殿に向かう廊下は、何かを期待させてくれそうな立派な造り。
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多宝殿に辿り着きました。中には天竜寺創建のキッカケである後醍醐天皇の像が安置されています。
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⑬庭園出口では、鬼瓦がお見送り。
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天竜寺は、一度是非とも訪れたかった名刹のひとつです。
日本史を学んでいれば必ず誰もが知っている「建武の新政」と南朝・後醍醐天皇と北朝・足利尊氏の対決。
天竜寺は、室町幕府初代将軍である尊氏が敵である後醍醐天皇の菩提を弔うために、臨済宗の高僧・夢窓疎石を開基として創建された「京都五山第一位」(南禅寺はその上の「別格」)。
また、世界遺産「古都京都の文化財」の一部として登録されていることも、私の興味を更に引いていたことも間違いない事実でした。
「庭園を堪能しろ」と以前友人に言われたことがありましたが、さすがに国特別名勝第一号の庭園だけあって、気持ちがスッキリするような包容力のある清々しさを感じた次第。
ホント、来て良かった~と思いました。
これで、私がまだ訪れていない世界遺産「古都京都の文化財」は、あと4ヶ所です。

⑭天竜寺の往復によく見かけたのが、コロッケを食べながら歩く観光客。私もひとつ買って食べ歩き。
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嵯峨野トロッコ列車・トロッコ嵯峨駅に到着、ナメクジ型のD51 51も健在です。
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⑯駅構内の様子、大きなシャンデリアと高い天井に目が行きます。トロッコ嵯峨駅を利用するのは、実は初めて。
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⑰トロッコ嵯峨駅でトロッコ列車の切符を見せれば、保津川下りの予約をすることができます。住所・氏名を書いた短冊と、連絡バス乗車券と、引換予約券がセットになっています。
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⑱プラットホームで、トロッコ列車の到着を待ちます。
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⑲DE10を先頭に、上りのトロッコ2号が到着。ということは、下りは客車が先頭になります。
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⑳客車内の様子です。私の指定席は、先頭の5号車でした。
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(21)トロッコ嵐山駅では、5号車と4号車はトンネルの中での停車。
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(22)しばらくは、保津川の左岸を走ります。
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(23)路線中、唯一の鉄橋でサービス停車。
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(24)トロッコ保津峡駅では、たくさんの狸がお出迎え。
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(25)トロッコ保津峡もJR保津峡駅も過ぎて、いくつかのトンネルを通りながら保津川は様々な姿を見せてくれます。
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(26)やがて亀岡盆地が広がってくると、保津川は遠ざかっていきます。
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(27)トロッコ亀岡駅に到着。折り返しの4号を待つお客でホームは溢れかえっていました。駅構内も大賑わい!
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(28)連絡バスに乗車します。乗継時間は短く、トロッコ亀岡駅全容の写真を撮る余裕はありませんでした。
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(29)保津川下り乗船場に向けて、バスが出発。田圃のど真ん中にあるトロッコ亀岡駅を見ると、もう4号が出発していました。
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嵯峨野トロッコ列車は、5年半ぶり2度目の乗車。
その時は、トロッコ嵐山~トロッコ亀岡間の乗車でした。
初めて乗車したときは、最初のHP「どこまでも行こう」のときにレポをUPしていましたが、若干忘れかけていました。
まぁ納骨の次いでに来たという状況が、印象を薄くした可能性がありますね。
しかし今回は、純粋に旅を楽しむのが目的。
トロッコ列車乗車も、車内の雰囲気や沿線の景色を本当に楽しみ、目に焼き付けることができました。
平日に来ることができて座席に余裕があったことは、多分に幸運であったことは間違いないですけどね。

その2・保津川下り編へつづく。。。
by chiketa_net | 2008-05-12 22:30 | 京都上洛
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